エアコン 簡単お手入れについて 冬に備えましょう

まだ30℃を超える日がありますが、そろそろ、エアコンの夏じまい、お手入れを行い、冬に備えるタイミングになってきました。

「エアコンの夏じまい」

あまり、なじみのない言葉かもしれません。

これは、すなわち、エアコン冷房稼働終わりの秋(9~11月)に、エアコンの手入れをし冬に備える、ということです。

エアコンは、掃除しないまま放置すると、カビの増殖につながります。

カビは、気温20~30℃、湿度70%以上で最も繁殖しやすく多くの胞子を作るといわれています。秋口~秋も、平均湿度は70%程度を維持する一方で、カビの繁殖に適した気温に低下してくるため、冬に備えた対策を講じておく必要があるというわけです。

では、およそ、ご家庭でできるエアコンのお手入れにはどのようなことがあるか。

1、フィルターの定期的なお手入れ

フィルターに蓄積されるホコリは、カビの餌になります。
これを定期的に除去し、カビの増殖を抑えることが大切になります。

 

2、内部クリーン機能や送風乾燥の活用

いまや、ほとんどのエアコンに備わる内部クリーン機能。
これは、マイナスイオンを発生させ、カビを抑制する効果があること、そして、同時に送風・乾燥運転をしてくれる点、これを行うことで、冬に備えたエアコンお手入れが可能となります。

ここで大事な点は、この内部クリーン機能・送風乾燥機能は、「実は日頃の利用において行ってくれている」ということです。

よく、このような質問を受けます。
「停止ボタンを押したのにまだ動いているのだけど、壊れたのかしら?」

実は、この停止ボタン押下後の運転状態が、内部クリーン・送風乾燥運転ということになります。

この運転を停止せずに実施されている方のエアコンは、総じてカビの発生が少ない傾向が、経験的に見てとれます。
すなわち、その効果は、非常に高いということです。

この機能をご利用になられてない方は、来年の夏からぜひご利用してみてください。

 

3、見える範囲、手の届く範囲の拭き掃除

最後に、目に見える範囲、手の届く範囲での拭き掃除です。
目に見える範囲に汚れがどうしても入ってきてしまうのがエアコンなのですが、手が届けば、拭き掃除しましょう。

ですが、手の届かないところに汚れが見つかってしまう場合があります。
これについては、無理をしないでください。
無理をした結果、異音が発生したり、ルーバー(風向き調整版)が故障したり、など不具合を伴ってしまう場合があるからです。

この場合の汚れが目立つようになったら、エアコンクリーニングをお勧めいたします。
当店へご相談ください。

なお、当店では、弊社でお取り付けさせていただいたエアコンの無料お手入れを実施しております。
やり方に自身がない、高いところに脚立で昇ることができない、という方は、ぜひお申しつけください。

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